5.3 WED 18:00-20:00 GARDEN STAGE
Getting Better
(片平実/神啓文/斎藤雄)

どこまでも自由な
音楽の喜びに満ちた時間

「ここからは、どこまでも自由に楽しんでください!」

片平実がそう叫び、ロゴが大きくプリントされたフラッグを掲げてGetting Better(片平実/神啓文/斎藤雄)のDJタイムがスタート。Getting BetterというロックDJパーティーは今年で21年目、「ロックで踊らせる」ことにかけては右に出る者のいない彼らだが、今年はちょっとすごい。なにしろVIVA LA ROCKは今日が初日だが、ここでのGetting BetterのDJは「5日目」なのである。

というのも、今年は屋外フリーイベント「VIVA LA GARDEN」を、4月28日から5月7日までの10日間のロングランで開催。 そこでGetting Better は4月29日、30日、5月1日、2日とDJを務めていて、さらにはこの日の「GARDEN STAGE」を挟み、6日、そして7日のグランドフィナーレにも出演。つまり、ゴールデンウィークの計7日間、ずっと「VIVA LA GARDEN」の主としてエリア一帯にハッピーでチャーミング、そして誰もが自由に遊べるロックの魅力を振りまくわけだ。

さらに彼らは、この後・ビバラ初日深夜22時から26時までの「ALL NIGHT VIVA!」にも、「ビバラ初日Getting Betterナイト」として出演する。とんだパーティー・モンスターである。

そんなわけで、今回の彼らもロックの名曲を次々とプレイ。序盤はthe telephones、ヤバイTシャツ屋さん、KANA-BOON、THE ORAL CIGARETTES、キュウソネコカミなどのアッパーなナンバーで場のテンションをぐいぐい上げていく。

片平実、神啓文、斎藤雄が互いにスイッチしながらDJしていき、中盤はBIGMAMAやandrop、avengers in sci-fiなどのナンバーでスペイシーかつロマンティックな空間を作ると、今度はFear, and Loathing in Las Vegasやマキシマム ザ ホルモンのナンバーでエネルギッシュな求心力を巻き起こす。

そして後半からはその熱がオーディエンスに伝播したかのように、どんどんGARDEN STAGEに一体感が生まれていった。andymoriや銀杏BOYZ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONや[Alexandros]などのロックンロール・アンセムを連打して全身で煽ると、お客さんたちの歌声もどんどん大きくなっていく。後半の数十分は、スピーカーの音をかき消すくらいの大合唱がずっと続いていた。

ラストはHi-STANDARD “STAY GOLD”。サークルモッシュが、そして大合唱が、最後の熱になって弾ける。さすが凄腕のパーティー請負人。Getting Betterが作り出した「ロックDJ天国」が、初日のGARDEN STAGEの幕となった。

(柴 那典)

撮影=ヤオタケシ

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