- 5.4 MON 11:10-11:45 CAVE STAGE
- WANIMA

2日目頭からWANIMA現象発生!
無限の飛躍を感じさせる爆裂ライヴ!
今年のビバラ2日目は、パンク&ラウド勢が多数勢揃いしたパンクDAY!
CAVE STAGEでその幕開けを飾ったのは、WANIMAだ。特にCAVE STAGEは、フェスの大きな空間というよりも、普段からロックキッズ達が慣れ親しんでいるライヴハウス=現場をイメージして作られたもの。まさにその口火を切るに相応しいアクトとなった。
開演よりも15分前にフロアに辿り着いてみると、既にもうたくさんの人、人、人。会場から「こんなにパンパンだとは思わなかったー!」という声があちらこちらから聞こえてくる程、会場はこの気鋭のバンドの雄姿を一目見ようという人達が押し寄せていた。当然、入口では入場規制がかかり、まだライヴも始まっていないのにフロアでは「オイッ! オイッ! オイッ!」という大きなコールと手拍子が鳴り、熱気に満ちている。
そして松本健太(Vo&B)から「日本のロックフェスで1番ビバラロックが好き! 2015年ビバラロック開催しまーす」という、彼らのライヴでは定番の「開催します」の宣誓が放たれると一気に“Hey Lady!”に突入。すると待ちきれなかったと言わんばかりにいきなり会場中から大合唱とクラウドサーフが発生、今か今かと待ち侘びていたキッズ達がのっけから爆発し、続いてこれまた定番の「プーさんよりもくまモン!」のコール&レスポンスや、「みんなが飽きんように新曲持ってきたけん」と新曲を挟みながら、昨年発表したアルバム『Can Not Behaved!!』収録曲をすべて披露。メロディックパンクの即効性とレゲエに影響を受けた粘り気のある歌心が合わさった曲群、さらにひたすらに真っ直ぐ放たれる真摯なメッセージとそれを全員で共有し合うような多数のコーラスパート……「この時間WANIMAを選んでくれたみんなには、PIZZA OF DEATHから1000円ずつ渡すんで」などの冗談も交えながら、こぶしを突き上げ踊り、笑い歌い合うという最高の空間を作り上げていった。
最後は“1106”“HOME”の大合唱でフィナーレ。かと思いきや、終演時間が過ぎたのにもかかわらず松本が自らアンコールを煽り、もう一度“Hey Lady!”へと突入。破天荒ぶりとアグレッシヴさに朝からガンガン激しく暴れまくって、2日目のCAVE STAGEが幕を開けた。
(黒田隆太朗)
セットリスト
1. Hey Lady!
2. 雨あがり
3. つづくもの
4. 新曲
5. 昨日の歌
6. BIG UP
7. 1106
8. HOME
9. Hey Lady!