VIVA LA ROCK 2019

5.5 SUN 15:40-16:20 STAR STAGE
UNISON SQUARE GARDEN

興奮のレッドゾーンを更新しつづける
モンスターバンド

観るたびに「とんでもなさ」の基準を更新していくロックバンド、UNISON SQUARE GARDEN。彼らが観せてくれたのは、最初の数十秒からいきなりトップギアに突入し、そのままフルスロットルで駆け抜けるようなライヴだった。

バンドがステージに登場すると、鈴木貴雄(Dr&Cho)のドラムソロから演奏はスタート。田淵智也(B&Cho)のベース、斎藤宏介(Vo&G)のギターがそこに加わり、3人が目を合わせてのキメを経て、高速シャッフルビートで跳ねながら駆け抜けていく1曲目“MIDNIGHT JUNGLE”へ。「UNISON SQUARE GARDENです」とひと言名乗ってから“10% roll, 10 % romance”、そして “僕らが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと”、“フィクションフリーククライシス”をひと息も入れずにプレイ。ジェットコースターのようなスピード感と目まぐるしさを持つ楽曲を続けざまに披露し、オーディエンスを興奮の坩堝に連れていく。

斎藤は喉もギターも完璧にコントロールしながら歌に情感を込め、田淵はハイテンションに暴れながら、鈴木はグルーヴの緩急を自在にコントロールしながら、ハーモニーラインを歌う。相当にアクロバティックなことをやっているはずなのに、ステージ上の佇まいには余裕のようなものすら感じさせる。

後半も、“Invisible Sensation”から、ひときわ大きな盛り上がりが生まれた“天国と地獄”、そして“ガリレオのショーケース”へと、一切演奏を止めることなく「フェスモード」に徹した彼らならではのノンストップのロックンロールショーを繰り広げる。“ガリレオのショーケース”では鈴木が羽織っていたシャツを頭にかぶったままドラムを叩き、田淵はベースを振りまわしステージを転がりまわる。

ラストの“君の瞳に恋してない”を終えて「UNISON SQUARE GARDENでした、バイバイ!」とステージを降りるまで、まったくもって息をつかせぬ40分。今年に結成15周年を迎える彼らは、いつのまにかとんでもないモンスターバンドになっていた。

テキスト=柴 那典

セットリスト

1. MIDNIGHT JUNGLE
2. 10% roll, 10 % romance
3. 僕らが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
4. フィクションフリーククライシス
5. Invisible Sensation
6. 天国と地獄
7. ガリレオのショーケース
8. 君の瞳に恋してない

撮影=釘野孝宏

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