VIVA LA ROCK 2023

MESSAGE

2023.02.15

第4弾の出演アーティスト発表をしました。今回の30組の新しい出演アーティストと共に、合計で105組のアーティストを5日間の日別に発表したことになります。あと数組の発表、およびVIVA LA J-ROCK ANTHEMSのゲストヴォーカル発表などが控えていますが、10回目、2023年のビバラのライヴのほぼ全貌をみなさんにアナウンスしたことになるかと思います。どうですか? リアクションをいただく前に間違いなく最高の開催になると自負しています!

それもこれも、ひとえに皆さんのおかげです。2014年度以降、ビバラに参加してくださったすべての皆さんのおかげで、こんなにも素晴らしいアーティストの方々を100組以上もお呼びすることができました。ブッキングのやり取りはほぼ自分がやっているので、それぞれのアーティスト&チームと言葉を交わし合った上でご出演が決まっているのですが、今回もただただ春のフェスに出たいだけではない話をたくさんしていただきました。「今年もビバラよろしく」、「10回目らしいけど、是非」、「ずっと気になっていたけど」、「出演したあのバンドが面白かったと言っていて」、「コロナ禍で気合を見せたフェスですよね」、「一度出たいと思って、今までいろいろとアピールしてます」、「客として遊びに来たことがあって、今度はステージに立ちたいと夢見てた」などなど。
こうやっていろいろな言葉をいただく度に、続けてきたからこそ授けてもらえる話だと思ったり、何よりもその年その年の状況の中でこのフェスを思いっきり楽しんでくれたあなたがいたからこそ続けてこれたし、求めてくれる声も生まれたし、時に矢面に立っても自信をもって開催してこれたと心から思っています。
本当に今までありがとうございました。今年も、これからも、どうかビバラをよろしくお願いします!

今、我々はあらゆることにケツを押されながら、楽しくもヒーヒー言いながら準備を進めています。
グッズは、昨今の世界情勢の中で入稿が早くなったり、いろいろとシビアな問題も生まれたりで、ルーティンな流れではない方法で作ったりもしています。もうすぐ多くのオフィシャルグッズの発表と事前注文が始まると思いますが、今まで以上にいろいろと作りました。コラボレートに関しては恒例のものも、遂にあそことコラボしたか!!というものもあります。楽しみにしていてください。
コロナ禍対策に関しても気になっていることもあるかと思います。実際にそういうお問い合わせも複数いただいてます。GW終了翌日から5類に引き下げられる中でビバラはどうなのか?ということが一番気になっていることと思います。
もちろん協議を重ねておりますが、今の時点では規制入場&退場などは行わない予定です。人数制限もない状況で、このフェスとしての独自の定員設定を今、最終調整しています。会話をしながら食事を楽しんでいただけますし、マスクの着脱に関しては直前の状況を見て判断しますが、声は自由に出していただける予定です。あとはコロナ禍以前のフェスの楽しみ方を久しぶりに復活させる中で、どれだけ皆さんを安全にストレスなく楽しんでいただけるように迎え入れられるかを最終協議をしています。自由に、だけど安全にーーそのポイントや境界線がどこにあるのか? それをちゃんと熟考しながら、「懐かしいけど、確実に新しいフェスのあり方」を自然な形で体現したいと強く思っています。
3年前はオンラインのみでの開催、2年前は各日1万人限定での開催、昨年は各日2万人強限定での開催。そして感染対策ルールもその時々の状況に対して徹底しながら開催を続けてきました。特にこの2年間の参加者の気持ちや大いなる努力には感謝の言葉だけでは言い表せないものが今もなお込み上げてきます。
そういう3年間を経て、久しぶりにビバラは「通常開催にかなり近い」開催を迎える予定です。チケットを持たなくとも楽しめる屋外フリーフェス=飲食スペース&遊び場&GARDEN STAGEがあるVIVA LA GARDENも、今まで以上に華やかにしたいと着々と準備を進めています。

今後の様々な告知も楽しみに待っていてください。僕らはブッキングの最終章を行いながら、同時に今回のビバラをここ何年間以上に自由で楽しいものにするべく、多くのことを決めたり準備したり話し合ったり交渉したりしています。屋外フリーフェスVIVA LA GARDENの4年ぶりの復活をメインに、他にも久しぶりに復活することも多いし、新しい試みもたくさん生まれるんじゃないかと思っています。

開催まであと2ヶ月半です。2月25日よりいよいよ一般発売も始まり、怒涛のスケジュールの中で春が来て、タイムテーブルを公開したり、VIVA LA GARDENや各インフラの詳細を公開しながら、本当にあっという間にGWがやってきます。
もうすぐ今回もご一緒できることを楽しみにしています。
これが、「ロック」と「埼玉」にこだわったロックフェス、VIVA LA ROCKです。

鹿野 淳
(VIVA LA ROCKプロデューサー)