「俺の愛にGWなんかないんだぜ!」
――CAVE STAGEの2日目が始まった!
CAVE STAGEの先鋒は、VIVA LA ROCKプロデューサー・鹿野への猛アタックによって出演を決めた(?)ザ・チャレンジ。早速、沢田チャレンジ(Vo)が額に入った鹿野の写真を抱えて登壇し、「俺達がVIVA LA ROCKに出られたのは、この人のおかげなんだぜ! その想いに応えられるように最高のステージにするからな!」と、“キラキラ”、“マイガール”を立て続けに披露。彼と共に、チャレンジ オノマック(Vo&G)、タラコ チャレンジ(Vo&G)の艶のある歌も熱を帯びていく。フロアに押し掛けたオーディエンスは、お揃いの動きで沢チャレと共に踊る、踊る……。初見の人も多かったようだが、キャッチーなメロディと振りつけに一気に持っていかれて、前線で一緒に踊り出す人が本当に多かった。
ハイライトは“ミスターチルドレンになりたくて”。沢チャレが「今日この曲をやらないで、どうすんだよ!?」と叫ぶと、「こんばんは、Mr.Childrenです!」と自分達を紹介(沢チャレ自身は、これを憑依と呼ぶ)。憧れ続けた桜井和寿と共演できるという喜びが、ステージ上で躍動する彼からは溢れ出していた。最後には再び鹿野の写真を抱え、“恋をしようよ”で大団円。「夢は口にするのが大事なんだ! 言い続けていれば、ほら、こうして叶うんだ!」と、暑苦しいほどの愛と、男達の夢の煌めきが強烈に伝わってくるライヴだった。
(矢島大地)
セットリスト