VIVA LA ROCK 2021

MESSAGE

2O19.9.10

2020年、7回目のVIVA LA ROCKを開催することが決定しました。今度のビバラは5月2日、3日、4日、5日、という4日間開催となります。
7回目となると当たり前のようにゴールデンウィークに開催しているように見えるかと思いますし、実際そういうふうに待っていてもらえることがフェスとしてはとても嬉しいのですが、このフェスもまた、毎回「もっとよくしたい」、「どうしたらいいんだ」、「やれるかどうかわからないけどやってみよう」の繰り返しでここまで来ています。だからこそ2020年代の始まりの年まで辿り着け、再びみんなとご一緒できるのも嬉しいですし、それこそ夏のオリンピックに負けない興奮を生み出すんだと本気で思いながら、東京五輪のバスケットボール競技の会場でもあるさいたまスーパーアリーナで今回も開催します。
ちなみに、さいたまスーパーアリーナは2020年に20周年を迎えるんです。様々なアーティストがこの場所でワンマンライヴを果たす夢を持っているたまアリも祝ってやってください。

6度目の開催であった2019年の今年は、今までの中で一番大きな挑戦を複数果たし、今までずっと抱え続けた難題と本格的に取っ組み合いました。
それは「さいたまスーパーアリーナ内を巨大スペースとして大胆に使用する『スタジアムモード』での開催に踏み切った」ことと、それに伴う運営上の理由や出演アクトのバランスを含め「フェスの開催期間を4日間にした」ことです。
特にスタジアムモードという巨大空間を生み出してSTAR STAGEとVIVA! STAGEを一体化させたことによって、今までずっと試行錯誤を繰り返し続けてきた「ステージ間を移動する導線問題」が一気に解消し、参加者の大きなストレスや不満がなくなりました。
さいたまスーパーアリーナという日本を代表する巨大アリーナを一番大きな形態で使用し、室内フェス故に天候に大きく左右されず、しかも音量制限もなくハイクオリティな音響環境の中で、1日あたり25,000人以上のオーディエンスが快適にロックを楽しむという、音楽にとって理想的なシステムや空気を、6度目の開催にしてようやく作り上げることができました。
そして4日間で82,000人、屋外フリーエリアへの近隣の方々の来場を含めると、実に163,600人もの方々に「ビバラ」を堪能していただくことができました。
本当にようやく、ようやくこのロックフェスはみんなに本気で迎えられることができたと思えた初めての開催を果たし、自信満々で2020年度へ向かおうと思います。

まずは開催日の発表、そして恒例の「埼玉県内在住者限定の超先行チケット」を受付開始しました。(受付は終了しました。ありがとうございました!)出演アーティストの発表はまだですし、4日券のみですし、限定数での販売になりますが、とにかく安いんです。しかも今回はビバラが本気で作る「謹製 さいたまどんぶり」を差し上げます。何故どんぶりなのかに理由はありませんし、恐ろしいことにまだ見積もりすら取っていないのですが、作りたいから作るし、それを差し上げるので、埼玉県が世界に誇るブランド米の「彩のきずな」でもたらふく食べてください(笑)。

そして、これまた恒例のビバラ開催に向けてのキックオフイベント「KICK OFF VIVA!!!」の第一弾開催も発表しました。埼玉が誇るライヴハウス北浦和KYARAで、今回も入場無料のフリーイベントとして行います。前回のように正月開催ではないのですが、それでもめでたいからお餅をついて振る舞おうと思いますので、最高の新しいロックを求めて無心で遊びにきてください。
ビバラもさいたまもさいたまスーパーアリーナも北浦和KYARAもどんぶりも、みんながみんなを待っています。
2020年、あらゆることの始まりの年の春に、ビバラも新しい一歩を踏みしめるべく開催します。よろしくお願いします!!!!!

鹿野 淳(VIVA LA ROCKプロデューサー)