VIVA LA ROCK 2021

MESSAGE

2O21.3.15

まずはこんな日常の中だからこそ、思いっきり景気のいい言葉を発させてください!
VIVA LA ROCK 2021やります!! 2年ぶりにさいたまスーパーアリーナで開催します!!!
いろいろあって、今年はなんと5日間開催といたしますが、まずは第1弾として51組もの最高の出演アーティストを発表させてもらいます!!
すっごくないですか? ロックフェス、久しぶりな方が多いですよね? 最高の中の最高がここに集まってくれたでしょ? こんなにも最高のロック、アーティスト、バンドと共に、ビバラはみんなを全力で安全にお迎えし、ロックとは、祭りとはなんなのかを浴びせかけます!!!

去年の秋に、スタッフ一同で踏ん切りをつけるためにも、そして待っていても2020年の春は来なかったので、2021年の春は自分達で手繰り寄せるべく開催宣言をしました。あれからもう、半年が経過してしまいました。半年間ずっと、毎日悪戦苦闘を続けてきました。
たくさんの葛藤と論議を重ね合い、いろいろと決めては、状況の変化に伴い変更や修正を繰り返してきました。本当に頭の中でさいたまスーパーアリーナを何百周駆け巡ったことだろう……ということも、今になってはいい思い出です。正直に言えば、今もそんな状況下にいて日々様々な議論をしながら準備をしているわけですが、すべては経験だと思いスタッフ一同頑張っています。ビバラはコロナ禍における脳内トライ&エラーの繰り返しによって、随分と強くなりました! 胸を張りながらこの発表を迎え、みんなをお迎えできるようになったと自負しています。

とにもかくにも、今年は今までとは違います。今までと同じような楽しみを、感動を、発見をみなさんと分かち合い、最高のフェスをやり遂げるために、表面的には変えたことがいくつもあります。みなさんにご協力をお願いしたいこともあります。必ず「ガイドライン」を読んで、頭の中に大切にしまいこんでください。そこからは僕らが全力で守ります。そして、楽しませます。みんなの明日へと繋げます。
そのためにも、VIVA LA ROCK公式アプリをまずはインストールしてください。今回はアプリ上で濃厚なコミュニケーションをさせてもらいます!

いつもと変わらないこと、それは一昨年に大変好評だった「スタジアムモード」でデッカく開催すること、そしてチケット価格です。
スタジアムモード自体は変わりませんが、参加者の移動をなるべく抑えるべく、アリーナエリアは今回、ステージを2つ横並びで隣接します。名前も今回は「GREAT STAGE」と「ULTRA STAGE」となります。「CAVE STAGE」は変わらず存在します。
チケットですが、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底するため、さらにはステージ前方のスタンディングエリアに関しては事前応募&抽選を実施して、より安全に楽しんでもらう準備をするために、「イープラス」のみでの販売となります。そして、まずは埼玉県のみでチケット販売を開始します。ちなみにチケット販売を始める3月16日時点では各日「5000枚」を上限としての販売を行い、その先は会場や埼玉県と話し合いながら、増やしていければと願っています。
いつもと変わること、まず足し算としては「5日間開催」です。5日間開催でのVIVA LA ROCKは、ほぼ間違いなく、最初にして最後になります。
引き算に関しては、以下、丁寧に説明させてもらいます。
ビバラの野外エリア「VIVA LA GARDEN」は、今年は感染拡大防止のため、開催いたしません。よって「GARDEN STAGE」は今年はおやすみし、合計3ステージでの開催となります。
1日あたりのアクト数が少なくなります。3ステージそれぞれ、5アクトずつ。1日合計15アクトのライヴを楽しんでいただきます。入館から退館までの時間をこれ以上長くしてしまうとフェスとしての快適性が失われる可能性があるので、このようにしました。今回5日間というロング開催にした理由も、ここにあります。
マスクを常時着用、大声やモッシュが禁止など、想像してもらえることもガイドラインで細かく書き添えましたので、どうか確認してください。

今までのビバラは「開催すること自体に意味がある」なんて、1ミリほども思ったことはありませんでした。
しかし今回だけは違います。開催し、安全に終わることが、そのまま今後のエンターテイメント、ライヴ、夏フェスなどに繋がります。そしてそれらがより最高のものになることによって、今度は2022年のビバラなどの春フェスにも返ってきます。
2021年、8度目の開催となるVIVA LA ROCKは、とことん開催にこだわり、そのためにとことん新型コロナウイルス対策と向かい合い、必ずや今まで同様、いや、今まで以上にロックフェスとは何なのか?を改めてみんなに楽しく実感してもらいます。
開催日まで、どうか注目し続けてください。我々のみならず、様々な想いで開催するべく動いている春のライヴ、フェス、全部注目し続けてください。様々なメディアの方々、どうかサポート、そして目撃してください。よろしくお願い申し上げます。

再開の場所は希望の場所でありたい——ずっとそう思いながら進み続けました。さいたまスーパーアリーナで、VIVA LA ROCK 2021で逢いましょう。そして一緒にロックフェスの未来への一歩を踏みしめ、大成功を手にしましょう。本気で、全力で、待ってます。

鹿野 淳(VIVA LA ROCK プロデューサー)