VIVA LA ROCK 2022

MESSAGE

2022.01.17

2022年になりました。2020年はオンラインで、2021年は感染対策を徹底して特別な開催をし、どうにかここまで全力でバトンを繋いできたVIVA LA ROCKですが、9回目の開催にあたる今年もどうかよろしくお願いします!

第1弾の出演アーティスト発表として41組もの、最高な出演アーティストを日割り別に発表します。
どうですか? もう既に、否応にも盛り上がっていただけるラインナップになりました。これからさらにやって来る厳冬も、3学期も、決算時期も一気に通り越して、きっと頭の中はゴールデンウィークの春フェスに一気にワープしてくれたのではないか!?と思います。
ブッキングや告知に向けてのやり取りの中でも何度も「よし、やるんだな、任せとけ」、「待ってたぞ、ずっとこの時を待っていた」、「新しい可能性と才能をみんなに見せられる機会をありがとう」という声をいただき続けております。きっと最高のテンションで出演してくれるであろうことが伝わる最高の発表になったことと思いますし、そのことが今回も最高のロックフェスを開催してやるぞという僕らスタッフ一同の最高のモチベーションになっています。もう、本当に最高だらけです! 出演してくださるすべての出演アーティストの音楽とスピリットをあの空間に響かせ、今年も春のロックフェスを開催させてもらいます。
なお、ひとつだけ特記いたしますが、今回発表しました日割り別出演アーティストの中に、既に先だって出演を告知しておりますビバラの誇るスペシャルバンド「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」の名前がございません。これは出演しないのではなく、果たしてどの日に出演すべきなのか?を推敲しているためです。次回の告知では何日にアンセムズが出演するかを発表したいと思っていますので、もう少しお待ちくださいませ。

これだけのアーティストが今回も集まってくださるのは心の底からありがたいことですし、ビバラは恵まれているなあと毎回思います。その最高のアーティストが熱い気持ちで参加してくださるのは、何も楽屋エリアで鰻の蒲焼がたらふく食べられるからでもさいたまスーパーアリーナが便利な場所にあるからでもなく、オーディエンスのみんなが独特の熱気でアーティストを迎えてくれるからです。そのことが本当に誇らしいですし、感謝に絶えません。その嬉し過ぎる気持ちを当日のさいたまスーパーアリーナの空気に換えて、今年もみんなをデッカくお迎えしようと思います!
そして、今回の日割り別の出演アーティスト発表と共に、全券種のチケット第1次販売を開始いたします。昨年は1日券のみでしたが、今年は4日通し券、各2日券、そして各1日券の販売を行います。どうか春の予定をロックフェスVIVA LA ROCKを中心に据え、音楽三昧なゴールデンウィークを過ごしていただきたいと心から願っています。

残念ながら未だコロナ禍が続いている状況下において、きっとみんなが気になっているのは出演アーティストだけではなく、「どんな形で開催をするのか?」ということだと思います。それについて現状で考えていることを、以下、なるべく簡潔にお伝えします。

2021年の開催と実施した感染対策に対して一定の評価を埼玉県から受けているので、今の時点では開催に向けての曇りはございません。
さいたまスーパーアリーナで、2019年や昨年と同じくアリーナ面を最大に使用する「スタジアムモード」での開催に向けて進めています。
詳細は追って発表いたしますが、感染対策を行いながらの開催になると思いますので、その旨をご承知ください。また、同対策上、今年もすべての参加者の方に必ずビバラの公式アプリをインストールした上でご参加いただく形となります。
ワクチン接種証明や陰性証明等の入場条件に関しては、状況を見ながらどのような形を採るのがベストなのか、継続審議中です。
動員人数の設定に関して、昨年は10,000人上限での開催でした。今の時点ではもっと多い参加者を迎えての開催を目指していますし、我々の中での今回の目標は「フルスペース・フルキャパシティ」です。しかしアリーナ面を椅子席にするのか、スタンディングにするのかによっても人数設定が変わる可能性がありますし、さらには埼玉県や会場との協議を重ねていく中で、今後の状況次第で変わる可能性も否定できません。ですので、人数に関しては今の時点では断言することができません。
ビバラの名物エリアとして楽しんでいただいておりました、アリーナ入り口前に広がる「けやきひろば」を使用して開催していたVIVA LA GARDENは、昨年は開設することはできませんでした。今年は開設を目指して関係各所とも話し合いを進めていますが、今の時点で開催決定と申し上げることはできません。
昨年のアリーナ面は、後方が椅子席(自由席)で、前方が事前抽選制によるスタンディングゾーンとしました。今年は全面スタンディングゾーン、つまりはコロナ禍前の形態に戻したいと思いながら準備を進めていますが、今後の状況次第で変わる可能性は否定できません。いくつかのパターンをシミュレートしながら、どの選択肢も採れるように準備を進めている状態です。なお、そういったシステムの変化が起こっても、チケットをご購入いただいた皆様には迷惑がかからぬ形に必ずいたしますので、現状でチケットを購入していただくことに関しては不安を感じずにいただいて大丈夫です。
ステージ構成に関しては、現在3つのステージ、つまりアリーナ面での2つのステージ、および150メートルほど移動してのCAVE STAGEを構えて開催する予定です。しかし、前述したVIVA LA GARDEN内に設けるGARDEN STAGEに関しては未定です。
アリーナ面の2つのステージ構成に関しましても、コロナ禍前の2019年までの「STAR STAGE、VIVA! STAGE」という構成か、感染対策のため極力アリーナ内での移動が少なくなるよう横並びに設計した昨年の「ULTRA STAGE、GREAT STAGE」という構成にするのかは決まっておりません。両方のパターンを視野に入れながら準備を進めています。
飲食ブースやグッズ販売に関しては、昨年時よりも皆様にとって便利で楽しいやり方を模索しています。

以上が、皆様に今の時点で申し上げることができることです。大切なことなので、ご確認いただけますようお願い申し上げますと共に、春のフェスを楽しみにする気持ちを絶やさないでいただけると幸いです。
自分の知る限りでは、我々のフェスのみならず様々な春のフェスティバルがそれぞれのやり方と考え方で準備を進めています。全部を楽しみにしながら、どうか2022年春の音楽の祝祭を心から湧き上がる気持ちと共に最大限に堪能して欲しいと思います。

ビバラは、春の開催に向けてキックオフイベントである「ビバラ コーリング!」を開催しています。1月9日の名古屋栄編はアクシデントも起こりましたが、それでも最高の形で終えることができました。続いては2月4日の大阪梅田編、そして2月10日の東京渋谷編です。熱い気持ちを醒めたライヴで歌い鳴らす、日食なつこ、Hakubi、黒子首がビバラとTOKYO CALLINGの屋号を抱えながら最高のライヴでみんなを迎えます。各地のライヴハウスに、最高の音楽に逢いに来てください。

今後も何かあれば細かくクイックに告知していきますが、まずは2022年をみなさまが心身ともに健やかに過ごすことができますよう、心の底から願っています。ただただ日々を過ごすだけでは不安が募ってしまうこともあるかと思いますが、その不安が吹きすさぶ風上で音楽と共に完璧な開催を目指しているロックフェスがあるということをどうか感じていただきたいと思いますし、そのためにも全力で頑張って9度目の開催であるVIVA LA ROCK 2022を、必ずや最高の形で開催します。どうかよろしくお願いいたします!

鹿野 淳(VIVA LA ROCK プロデューサー)