VIVA LA ROCK 2022

MESSAGE

2022.02.15

第2弾の出演アーティスト19組を発表をします。第1弾と合わせ、60組ものアーティストを発表することができました。9回目のビバラのイメージがだいぶ見えつつあるんじゃないかと思います。
今回もまた、最高の出演アーティスト達が名前を並べてくれました。
初めてビバラに出演してくれるアーティストもいます。初めてフェス自体に出演してくれるアーティストもいます。周年を迎えているアーティストもいますし、このフェスだけのスペシャルバンド、VIVA LA J-ROCK ANTHEMSもいます。これがフェスです! これがビバラです!! お祝いだらけの春まで、あと2ヵ月半です。きっとあっという間にその時がやってきます。僕らも随分と時間がなくなってきました。

今回の出演アーティスト発表と共に、全券種のチケット第2次販売を開始いたします。昨年は1日券のみでしたが、今年は4日通し券、各2日券、そして各1日券の販売を行います。どうか今年の春もVIVA LA ROCKでマーキングしてもらい、音楽三昧、エンターテイメント三昧、ロックの手厚い祝福三昧なゴールデンウィークを過ごしていただきたいと心から願っています。
そして3月1日より、オフィシャルグッズの販売も開始します。今回もビバラらしいグッズを作りました。この期間内にご購入いただければ、開催前にグッズをお届けします。まずはチェックしてください。

2月15日現在、残念ながら未だコロナ禍におけるまん延防止等重点措置が埼玉県でも施行され続けている状況下において、きっとみんなが気になっているのは出演アーティストだけではなく、開催することだけでもなく、「どんな形で開催をするのか?」ということだと思います。それについて現状で考えていることを、以下、なるべく簡潔にお伝えします。

2021年の開催と実施した感染対策に対して一定の評価を埼玉県から受けているので、今の時点では開催に向けての曇りはございません。
さいたまスーパーアリーナで、2019年や昨年と同じくアリーナ面を最大に使用する「スタジアムモード」での開催に向けて進めています。今現在考え動いているステージ配置は、2019年の通常開催とも、2021年の感染対策を考えたものとも異なる、まったく新しいステージ配置、ステージデザインによるものです。
詳細は追って発表いたしますが、感染対策を行いながらの開催になると思いますので、その旨をご理解ください。また、同対策上、今年もすべての参加者の方に必ずビバラの公式アプリをインストールした上でご参加いただく形となります。アプリ自体は昨年以上に楽しめたり、機能的なコンテンツを盛り込むべく準備を進めています。
ワクチン接種証明や陰性証明等の入場条件に関しては、状況を見ながらどのような形を採るのがベストなのか、継続審議中です。もう少しお待ちください。
動員人数の設定に関して、昨年は10,000人上限での開催でした。今の時点ではもっと多い参加者を迎えての開催を目指していますし、我々の中での今回の目標は「フルスペース・フルキャパシティ」です。ただこの「フルスペース・フルキャパシティ」は、既存の規定の入場人数を見据えているわけではございません。「この状況下で快適に遊んでいただけるフェス空間を作るとなると、結果的にどんな入場人数になるのか?」ということを考えながらイメージしています。そもそもさいたまスーパーアリーナのスタジアムモードが3万人ほどが入場できるスペースであることに対し、現時点では2万人ほどの人数設定で開催することを目指しております。そしてアリーナ面は全面スタンディングをイメージしています。ただし、さらに埼玉県や会場との協議を重ねていく中で、今後の状況次第で変わる可能性も否定できませんので、今の時点では断言することができないことをご了承ください。
ビバラの名物エリアとして楽しんでいただいておりました、アリーナ入り口前に広がる屋外スペース「けやきひろば」を使用して開催していたVIVA LA GARDENは、昨年は開設することができませんでした。今年は開設を目指して関係各所とも話し合いを進めています。しかし、その使用方法、および今の時点での開設決定は断言することができません。
昨年のアリーナ面は、後方が椅子席(自由席)で、前方が事前抽選制によるスタンディングゾーンとしました。今年は前述しました通り、全面スタンディングゾーンに戻す予定です。しかし今後の状況次第で変わる可能性を否定できませんので、いくつかのパターンをシミュレートしながら、どの選択肢も採れるように準備を進めている状態です。なお、そういったシステムの変化が起こっても、チケットをご購入いただいた皆様には迷惑がかからぬ形に必ずいたしますので、現状でチケットを購入していただくことに関しては不安を感じずにいただいて大丈夫です。
ステージ構成に関しては、現在3つのステージ、つまりアリーナ面での2つのステージ、そして150メートルほど移動した場所にCAVE STAGEを構えて開催することまでは決めております。しかし、前述したVIVA LA GARDEN内に設けるGARDEN STAGEに関しては未定です。
飲食ブースや会場でのグッズ販売に関しては、昨年時よりも皆様にとって便利で快適で楽しいやり方を模索しています。飲食内容、およびグッズの全貌は追って発表いたしますので、どうか楽しみにお待ちください。

以上が、皆様に2月15日時点で申し上げることができることです。大切なことなので、ご確認いただけますようお願い申し上げますと共に、どうか春のフェスを楽しみにする気持ちを絶やさないでいただけると幸いです。
自分の知る限りでは、我々のフェスのみならず様々な春のフェスティバルがそれぞれのやり方と考え方で準備を進めています。全部を楽しみにしながら、音楽フェスティバルの底力を思う存分楽しんで欲しいと、心から願っております。

引き続き予断を許さない状況の中、みなさまが心身ともに健やかに過ごすことができますよう、心の底から願っています。ただただ日々を過ごすだけでは不安が募ってしまうこともあるかと思いますが、その不安が吹きすさぶ風上で音楽と共に希望に満ちた開催を目指しているロックフェスがあるということを、どうか感じていただきたいと思いますし、そのためにも9度目の開催であるVIVA LA ROCK 2022を、必ずや最高の形で開催します。
頑張ります。いや、頑張りましょう。当日は僕らが準備し続けた今年のビバラを、ほぼすべてみなさんにお渡しし、そしてお任せします。
共に、2020年代にあるべき新しいロックフェスを作り上げましょう!!!!!!

鹿野 淳(VIVA LA ROCK プロデューサー)