VIVA LA ROCK 2021

MESSAGE

2O21.4.26

「VIVA LA ROCK 2021へご参加いただく皆様へ」

開幕まであと5日、8度目の開催にあたるVIVA LA ROCK 2021の開幕が、いよいよ今週の土曜日=5月1日となりました。
1日1日情勢を見極めながら、行政や会場含めた話し合いを日々重ね、特にこの2週間は対策のさらなる強化・周知に苦心し続けてきましたが、それでもあっという間に開幕が目の前に迫ってきました。
様々な選択肢を模索し続けてきましたが、予定通り開催する方向で進めております。

今回の開催にあたり、我々の力だけでここまで進めてこれたとは思っておりません。
昨年の夏頃から関西圏を中心に大規模フェスやイベントが独特のルールを作り、やり遂げたこと。そのノウハウや気持ちを受け継いで、秋には全国的に様々なライブエンターテイメントが再開されたこと。冬には再び厳しい壁が立ちはだかりましたが、それでも様々な方が開催に向けてさらなるルール作りや運営方針を生み出し続けてきた事実が存在したこと。そして参加者のお一人お一人がそのルールとマナーを理解・遵守し、主催者側・観客側の双方が協力をしてイベントやライブが行われ、安全な中で成果と感動を生み出してきたこと。
そういったフェスやイベント、ライブがあってこそ、今回の我々の開催もございます。先人の皆様が考え出したたくさんのノウハウを学ばせていただき、この状況下でも安全に開催できると思えるのは、音楽業界とエンターテイメント業界の皆様、音楽ファンの皆様がここまでやり遂げてきたことがあってこそのものだと思っています。
そして我々の開催が、この先のエンターテイメントに向けて微力ながら何らかの活力になればと願い、開催いたします。

改めて申し上げますが、今回は参加者の皆さんに数々のルールをお願いするガイドラインを作りました。
自由こそがフェスだと思い、その自由の在り処を具体化するべく今までは様々なコンテンツを展開してきましたが、コロナ禍で、しかもこの状況下でフェスや音楽ライブを行い参加していただくために、
「マスク常時着用」
「黙食の徹底」
「飲食可能エリアの限定」
「アルコールの持ち込み禁止」
「ソーシャルディスタンスの保持」
「直行直帰」
「オフィシャルアプリでの本人登録やCOCOAのインストール」
「席取りの禁止」
——等を、改めて強くお願いさせていただきます。
チケットをご購入いただき、その上で参加までしていただく方々に、さらなるお願いをするのは本当に心苦しいのですが、今回ばかりはお願いし続けます。
今年の特別なVIVA LA ROCKを共に成功に導いてください。皆様のご協力が、このフェスのみならずこの先のライブ、フェス、エンターテイメント全般の希望へと必ず繋がるはずです。
ご来場前に必ず今一度、公式サイトのガイドラインをご確認ください。
くれぐれも遵守・ご協力いただけますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。

万全を期して最後の最後まで感染予防対策を追求しながら開催日を迎えようと思います。
ご参加いただく方々、注目してくださる方々、会場へは行けないけどビバラ!オンライン2021でご参加いただく方々、皆様のおかげで2年ぶりにさいたまスーパーアリーナにて、有観客でロックフェスVIVA LA ROCK 2021を開催できます。
言葉にならぬ想いも振り絞り、心から感謝いたします。ありがとうございます。
ビバラでお会いすることを、ご一緒できることを、楽しみにしています。

鹿野 淳(VIVA LA ROCK プロデューサー)