VIVA LA ROCK 2019

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2019.2.21

5月5日(日・祝)「マキシマム ザ ホルモン2号店 ※フランチャイズ店メンバー」の出演が決定!

去年末、最初にお話を頂いた時には早合点をしてしまい、例えばあのマキシマム ザ ホルモンが、アコースティックなどに楽曲をアレンジして現メンバーでの別ユニットを立ち上げる話なのかなと思いました。ご存知の通り、度を超えるライヴや制作に対するハードワークの中で体調を壊してしまったメンバーもいますし、実際にライヴ活動も休止している中で、彼ら彼女らがこれからもホルモンの音楽を守ったりもっとフリーハンドで披露出来る活動を見つけるのは、キャリア的にも理想的なことなんじゃないか? と思ったからです。
しかし。そんな「割とみんながやりそうなことだから、ホルモンが絶対にやらなそうなことを敢えてやるという、裏にひっくり返したら、それが表だったから、もう一回ひっくり返してみたら、もう裏も表も訳わからなくなってしまった」みたいなことを、やはりホルモンはやりませんでした。その代わりに「自分ら以外のメンバーで同じ出汁の効いた逸品=楽曲をお届けする」という、フランチャイズ店=バンドを作り、別次元でホルモンの音楽をガッツリ楽しむ術を作るというのです。
最初は真意を疑いましたが、その疑うほどのアイディアに本気で確信を持って臨むというのこそが、まさにホルモンではありませんか。だからこそ、そのお誘いに有り難く乗らせてもらいました。
このフェス6回目にして、初めて誰が来るのかわからないバンドを正式に出演発表させてもらいます。それはロックフェスとして大きなリスクを伴うことだとも思います。もしこの試みが僕らのスタンスによって中途半端な結果に終わったら、お客さんばかりか様々な方からこのフェスが色々揶揄されることになるかもしれないからです。しかし、マキシマムザ亮君と顔を合わせてじっくり話した時に、この挑戦をビバラの全身で受けとめたいと思いました。それがこのバンドのロックと向かい合うことなのだーーつまりホルモンにとっても、これは念願の賭けだと思ったからです。
5月5日、今年のビバラの3日目に「マキシマム ザ ホルモン2号店 ※フランチャイズ店メンバー」が出演します。これはマキシマム ザ ホルモンのメンバーではないですが、それでもマキシマムザ ホルモンだと思っています。僕らもこの新しいバンドを楽しみにしながらお迎えしますので、どうかみなさんも楽しみにしてください。

鹿野 淳(VIVA LA ROCKプロデューサー)

> 詳細はマキシマム ザ ホルモン公式サイトへ

今回のビバラは今までの「アリーナモード」から「スタジアムモード」へ変わります!

さいたまスーパーアリーナは通常多くの場合は「アリーナモード」にてライヴを開催します。ビバラもその方法で、通常アリーナエリアにSTAR STAGEを、そしてその余白的なるエリアにVIVA! STAGEを設置してフェスをデザインしてきました。
2019年は「スタジアムモード」を採用し、そのふたつの間にあった「壁」を取り払い、STAR STAGEとVIVA! STAGEをひとつの広大な空間の中にデザインし、今まで以上に巨大なフェス空間を生み出すことにしました。
これは今までの参加者から最も大きな不評をいただいていた「ステージ間の導線問題の解消」に対する抜本的な解消を目指すことに端を発して生まれた試みです。スタジアムモードに変わることによりSTAR STAGEとVIVA! STAGEの間に今まで存在していた通路が無くなり、ステージ間の移動が同じ空間の中で行われることになり、将来的には3万人を超えるライヴエリアを生み出すことができます(CAVE STAGEは今までと同じエリアとなります)。

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